ミスユニバース2015

福島代表 前林里佳子さん

お会いした際も幸せな雰囲気に包まれて、穏やかでひとつひとつの動作に品がある里佳子さん。福島県出身で青山学院大学総合政策学部を卒業した後、将来は何をしようと漠然と考えていた際にミスユニバースと出会いました。

そんな彼女がなぜミスユニバースに挑戦したのかにフォーカスを宛てながらも、現在は何をされていて将来は何を目指していくのかについて伺いました。

ご覧ください。

– ミスユニバースとの出会い

福島県出身で幼少期をおしゃれなお姉さんと妹さんとともに過ごし、服作りが得意なお母さんと厳格なお父さんのもとで育った里佳子さん。

幼少時代からおしゃれをすることが大好きで、美容に明け暮れる日々を過ごしていたそうです。

当時、色白で綺麗なお姉さまに憧れて「お姉ちゃんのように白い肌になりたい」と美白成分が入った化粧品を使うように気を遣っていたと言います。

里佳子さんが18歳のとき、映画や広告が好きでクリエイティブなことを勉強するため、青山学院大学の総合文化政策学部に入学。専攻していたゼミではサウンドスケープを学ばれました。音から街の風景を考えたり、ユニークな方法でサウンドをクリエイトしたりしていたそうです。

自らを表現することに興味があった里佳子さんは、大学に通いながら芸能事務所に所属し、レポーターやモデル活動を経験されていました。

そんな里佳子さんが22歳のとき、旅行でロサンゼルスへ渡米し、異文化に触れ、語学だけでなく、美に対するアジア人と欧米人の価値観の違いを目の当たりにしたそうです。

米国の女性たちは、流行や誰かが美しいと決めたものに固執することなく、自分の個性を大切にする価値観に心動かされた里佳子さん。当時はまだ21世紀初期。「個性」を活かすことにまだ社会が抵抗を感じていた時代でした。

帰国後は、ふと立ち寄った本屋さんで「イネス・リグロン」というミスユニバースジャパンディレクターの著書に出会いました。

本の中には、イネスがもつ「個性を活かす」美意識とロサンゼルスで知った美意識の価値観が合致し、自分自身の価値観をさらに豊かに成長させたい想いからミスユニバースに挑戦したいと決意したそうです。

– ミスユニバースを通して成し遂げたいこと

23歳のとき、自分自身の可能性と語学力にさらに磨きをかけるため、フィリピンに渡った里佳子さん。日本やロサンゼルスとは全く逆の経済化で過ごす子供たちや街の様子を見て衝撃を受けたといいます。生きるために物乞いをする子供たちの必死で純粋な姿を見て自分は何のために、そして誰のために生きるのかを改めて考えさせられた時期でした。

環境が異なるフィリピンで通っていたスクールでは、愉快な先生や友だちと共に英語を猛勉強。

2ヶ月間のセブ島での送別会では、愉快な先生(写真真ん中)が出し物の一貫として最後みんなでミスコンイベントをやろう!と提案。先生に指定された服を着てポージングやウォーキングの指導も受け、ここでも日本との違いに衝撃を受けたそうです。

 

まずは「あなた」が自分自身をよく知ることから始めて。Rikakoは何者なのか、理解して初めて「あなた」という個性を自信もって表現できるのよ。

 

先生に言われた一言で、それまでお姉さまのようになるために美白になる努力をしていたように「誰かのようになるため」に自分を理想に近づけていた里佳子さん自身にはじめて気づかされました。

自分は自分でしか理解できないし、外見内面ともに己を知ることで人は個性を輝かせることができる。フィリピンでの出会いと教えが、それまでぼんやりと描いていたミスユニバースへの道を大きく切り開いたのでした。

 

– ミスユニバース2015福島代表での活動

はじめて出場したミスユニバース2015福島大会。自分自身の個性を信じて努力を続けた結果、見事優勝し代表に選出され全国大会に出場されました。

フィリピン留学で出会った先生の言葉とイネスリグロンの自分自身を輝かせるマインドを知り、トレーニングをして得た結果でした。

全国大会は、当時、フランチャイズ化されていた影響で、イネス・リグロン氏がディレクターとして在籍していたミスユニバースジャパンと異なる現状に衝撃をうけながらも、ずっと夢みていた舞台に自分が立てたことに感動と喜びを感じることができ、自分を成長させる大きなステップだったと里佳子さんは言います。

 

– ミススプラナショナル2017福島代表での活動

ミスユニバース大会後はご縁もあり、世界五大大会のミススプラナショナル2017の福島代表として活躍された里佳子さん。二年前の経験を活かして再度出場した舞台。さらに磨きがかかり、オーラが増しています。

ミススプラナショナルは、日本一フェアな大会と言われ、出場したファイナリスト同士も仲良し。そんな大会だからこそ、なおさら自分自身の個性を信じて舞台に立つことができました。

 

-ミスユニバース2015福島代表のこれから

現在は、地元の福島で劇団120enの劇団員としてご活躍されている里佳子さん。

劇団120enの温かい想いに感銘を受けたのがきっかけで入団を決断されました。

初舞台は、福島市にある重要文化財の「旧廣瀬座。」

由緒正しい舞台での初舞台では、団員全員で1つのものを全力で作り上げる素晴らしさを知ると同時に、実際にお客さんと接して自らの未熟さを知ったそうです。

 

目の前のお客さんにこの舞台を観てよかった、と心から思ってもらえるようにお芝居がうまくなりたいと強く思ったし、そのために一歩一歩成長していきたいです。

(写真前列一番右が里佳子さん。)

熱い想いをもった仲間と共に、毎日稽古に励んでいる里佳子さん。

 

お芝居は、人の心にずっと寄り添っていくもの。すこしでも、人々の心を動かすころができれば、永遠に人の心のなかで生き続けると信じているんです。それがお芝居の魅力だと思います。

 

と里佳子さんは言います。

 

ミスコンを通して、自分自身をよく知り、自分が一番輝く方法を見つけ、人のため、そして自分のために人生を生きる里佳子さん。

美しい女性は、己を知り、自分の人生を迷いながらも自信をもって生きていることがわかる素敵なロールモデルとなり得る存在ですね。

2018年の2月4日に福島テレサFTホールで新しい舞台の稽古に毎日励んでるそうです。舞台作品から装飾、演出まで全て劇団員やサポートメンバーが中心となって作り上げる舞台。「すべては観客のみなさまのため」に。

夢にむかって自分の信じる道をたくましく歩む女性は美しいです。里佳子さん、ありがとうございました。

(写真:ミススプラナショナル2017でのツーショット)

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