美しさを追求し始めた原点

今回は、そもそも私自身がなぜ「美」に興味を抱いたか、のお話をします。

自分が「美」に興味があることに気づいたのは就活の自己分析のとき。
幼い頃から何を頑張るにも「中身も外見も美しく、輝く女性」となるために大学受験や習い事、人に対して優しく接することを意識していた自分がいたことにやっと気づいたんです。
この考えに大きく影響をうけたのは母。
とくに、「内面」という観点で知性があることや自己利益だけでなく他者を第一優先で思いやる心のある女性は見た目にも現れる大切さを教えてくれました。
わたしの母は「女性」として生まれたからこそ楽しめるファッションやメイク、振る舞い方までを教えてくれました。洋裁師の祖母は、ジャストサイズで「わたしにフィットしたデザイン」の服を作ってくれました。
わたしの「頑張るモチベーション」はいつだって純粋に「知性ある、美しい女性になりたいから」だったんです。

アジア人として生まれたことを悔やんだ日々

TOEICの点数は460点の状態で16歳の時にひとりでカナダへ交換留学に行き、右も左もわからないわたしはアジア人として差別され、揶揄された経験があります。
カナダの公立高校に通っていましたが、廊下ですれ違うたびに「Yellow」と言われ、自分自身が日本人であることを後悔しつつも、こればかりは一生背負っていかなければならない宿命である現状に絶望した毎日。
次第に高校にも行きたくなくなり、不登校気味になりましたが、海外で過ごすチャンスをせっかく得たのだから勇気を振り絞って友だちを作ろうと地元のバレー部に入部し、部活に行き始めました。
中学時代、バレー部のキャプテンを務めていたのでバレー自体には自信があり、練習の成果もあって、チームでNo.1の賞を受賞するも、仲間からは「日本人強ぇ〜」と皮肉じみた言葉や目線でわたしをみていたのは変化しませんでした。

日本人であることに個性を感じ、幸福感に包まれた日

そんな時、2011年の3月。いつものように憂鬱な気分で学校へ行く身支度をしていたときの朝でした。
テレビで報じた「東日本大震災」の様子。
いつも見ていた光景は、めっきり破壊された姿になってしまった日本。
人々は、家族と連絡がつかず、安否確認さえもとれない状態。
そんななかでも、他者を思いやり、スーパーのレジではきちんと列に並んで商品を精算しようとする日本人の姿。
いつでも他者を思いやり、じっと回復をまつことのできる辛抱さを海外メディアでは絶賛されていたのを知り、
自分自身が日本人であることに幸せを感じた日でした。

現地の同世代の子たちにどう言われようとわたしは、わたし。
日本人であること自体、貴方たちよりも心は美しいはずよ。
と言い聞かせていました。

世界一美しいのは、日本人だ

そんな状況下で、たまたまカナダテレビで放映されていた「ミスユニバースカナダ」のショーを拝見したとき、
単純に「日本人贔屓」気味だったわたしは「シャイで表現も下手な国民性だけど、他者を思いやれるところや表現をあえてぼかす日本人」に美徳を感じ、
ミスユニバースは日本にもないのかとネットで調べ「ミスユニバースジャパン」を知りました。

2007年には、日本人の森理世さんが優勝、2008年には、知花くららさんが準優勝していた事実を知りました。
まさにわたしのなかの「日本人は世界一美しい」定義が証明された瞬間でした。
そんなふたりを育てあげたのがフランス人ディレクターの「イネス・リグロン氏」

それからイネスの本を貪り読みました。
彼女の著書のなかで、

寡黙な国民性は、世界目線でみると、「表現下手」で終わってしまう。でも日本人はただ寡黙なわけではない。いろんな感情や想いを来るべきタイミングで発するために考えながら貯めることのできる我慢強さがある。
そして、何か仕事をふられても、必ず「頑張ります!」と返してくれるでしょう。
「頑張る」ことのできるすばらしい国民性なのよ。

と日本人を評価してくれています。

そんなすばらしい彼女のもとで、一度学びたい。
彼女のレッスンを受けてみたい。

この時感じた想いは心の奥底にしまい、帰国後はまずは大学受験と必死で英語を勉強したのでした。

そして念願の早稲田大学国際教養学部へ入学。ミスユニバースなどのミスコンにも挑戦したのでした。

女性として生まれたことに喜びを感じる一瞬を。

そんな経験を経て、現在はIT系会社に勤め、WEBマーケターとして在籍。
現在では、男女平等参画により女性の社会的立場も対等に近しい状態となり、働きやすい環境になった半面、
「自分自身が女性」として存在している事実自体を考えず日々の業務をこなしている働く日本人女性が多い現状。

思えば、「女性だなあ」と感じる瞬間。女性にしかわからない女性であることの喜びを感じる瞬間は朝のメイクの時間、夜大好きな彼氏とデートする前のおめかしの時間、結婚式できるウェディングドレスを選びにいく時間、3月3日ひな祭り、など。

日々を忙しく生きる働く女性に「いつもと違うわたし」でいることによるその日を生きるモチベーションの変化。

ここを追及していきたいなあ、と日々思う所存なのです。

There is no limit to what we, as women, can accomplish.

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